NHKあさイチでコーヒー特集 | 女性のためのコーヒー学


NHK平日の8:15から放送されている「あさイチは」は 人気のある番組です。

2012年10月15日(月)には、
「もう一杯飲みたくなる! 女性のためのコーヒー学」という特集が組まれていました。
きちんとした疫学調査の結果を踏まえて、
コーヒーの健康効果について時間を取って扱っていました。
専門家ゲストとして招かれた野田さんは、慎重に言葉を選びながら 説明していました。 「調査結果によると、コーヒーを飲んでいる人たちのグループからは、 病気になる人が少なかった」というパターンです。

司会のいのっち(井ノ原快彦)が、
「病気を予防できるということですか?」
と問いかけても、
「予防という言葉は適切でない」
というような返答をしていました。
ちょっとじれったかったです。
いのっちは、途中いらいらしていたような感じがしました。
ああ、すっきりしたということにはなりませんでしたが、
コーヒーやその主成分のカフェインにも、
いい面があるということは、 伝えてくれたと思います。

伝説の達人、田口護氏については、
私も「田口護の珈琲大全」という本を持っていますし、 知っていました。
以前、カフェバッハにも行ったことがあります。
その達人の入れ方の指導で、気になったのは、湯の温度です。
「82~85℃、香りを楽しみたい方は90度くらいでもいい」ということでした。
温度を下げるほど、豆から抽出される成分は減ります。
湯温を下げて、おいしくない成分を押さえようとしているのだと思います。
はっきり言って、質のいい豆を使うとしたら、
お湯の温度は高い方がいいと私は考えます。
そこは、ちょっと古いのかなと感じました。

特集のメニューは次のとおりでした
(1)コーヒーを飲めばきれいになる?(コーヒーポリフェノールがシミを予防)
(2)世界から朗報!コーヒーの健康効果(疫学調査で分かったコーヒーのすごさ)
(3)カフェインで糖尿病をブロック
(4)街で聞いたコーヒーの疑問・質問
(5)達人直伝!ここを直せば”プロの味”
●野田光彦さんが語る コーヒーを控えた方がよい方
●伝説のコーヒーの達人 田口護さん直伝 コーヒー豆知識
途中、バリスタチャンピオン、大澤さん(小川珈琲所属)の実演や、コメントもありました。

専門家ゲスト:野田光彦さん(国立国際医療研究センター病院 糖尿病研究部長)        著書に『コーヒーの医学』(日本評論社出版) ゲスト:水道橋博士さん(タレント)、山口もえさん(タレント)     大澤直子さん(バリスタ、2年連続ジャパンラテアートCSチャンピオン) リポーター:山田大樹アナウンサー

(2012.12.18 )


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