食後に薬を飲まなければならないという方も多いと思います。
薬は水で飲むものということは定着していると思いますが、薬を飲む前後にコーヒーを飲んではいけないのでしょうか?
NHKあさイチでも、このことについて触れていました。
コーヒーと健康の関係に詳しい専門家、野田医師の説明は次のとおり。
「薬は肝臓で代謝されるものが多い。 コーヒーも肝臓で代謝される。
両者がバッティングするので、薬を飲むときには、 コーヒーをやめたほうがいい。」
また、NHKのHPにはこのことに関して、
「カフェインが薬の成分を消してしまったり、あるいは助長してしまったりと、
正常な効果を妨げる可能性が考えられるので、避けたほうがよいです。」と書かれていました。
毎食後、薬を飲むとしたら、食後のコーヒーを諦めなければならないのでしょうか?
調べてみたら、医師や薬剤師に聞いてみるというのが、 一番現実的な対応のようです。
コーヒーの影響を受けないようにするには、1時間から数時間あけることが望ましい という考え方がある一方で、カフェインと関係がない薬の場合、それほど気にする必要もないということも、 可能性としてあるからです。
一般論として、薬の効果を一番に考えるなら、服薬の前後数時間はコーヒーを避けるのが、 望ましいようです。
薬とコーヒーの間隔をどれだけあければいいかについては、1時間程度~数時間と幅があり、はっきりした公式のようなものは見つけられませんでした。
やはり専門家に聞いてみるのが確実、安心ですね。
私は1日1回コレステロールの薬を飲んでいますが、最初は朝食後に飲むよう指示されていました。
ただ、薬局からもらうプリントに「グレープフルーツと相性が悪い」と書かれていることにある時、気づきました。
朝食の時にグレープフルーツを食べることが多いので、医者に相談したら、
「薬は夕食後に変更しましょう」 ということになりました。
この場合は朝でも昼でも1日1回ならいいということで、対応は簡単でした。
(2015.08.15)