高血圧にはコーヒーは良くないの? | 健康診断終わりました


健康診断が終わって、その結果が届いたときのことです。

「最近太ってきたんだよなー」とこぼしていた
同僚Aさんが「高血圧」のため通院するように指示されました。

本人はけっこうショックを受けていて、すぐに病院へ行きました。

上が170あって、すぐに薬を処方されたそうです。

何度かこまめに通院して、
薬の効果を確認しながら治療を進めていくことに なったそうです。

職場には、高血圧の薬を飲み続けて15年という人、Bさんがいました。

その人は「毎日1粒、薬を飲むことで問題なく生活できている。
気に病まないほうがいいよ。」と アドバイスしていました。

その場で話題になったのが、高血圧にコーヒーは良くないのか?ということ。

そのやり取りには、みんな耳を大きくしていました。

高血圧のベテランBさんは、

B「コーヒーは絶対良くない。
興奮して血が回るようになるから血圧が上がるんだ。」

A「コーヒーのカフェインがやっぱり良くないのかな?それならお茶は?」

B「お茶はだめといわれたことが無いね。
でも、カフェインがあるからあまりよくないと思うね。」
「利尿採用あるものは、高血圧の治療薬で使われることがあるけど、
はっきりいってあまり効かないね。
コーヒーやお茶の利尿作用よりも、カフェインの害の方が大きいと思うよ。」

結局、経験者は語る! ということで、Bさんの意見が広くいきわたり、
その場の雰囲気では コーヒーは悪玉になってしまいました。

コーヒー好きの私は黙して語らず、
ほんとのところを調べてみようと思いました。

とりあえず、ネットで調べたわけですが、 最近の研究では、
高血圧に対してコーヒーは真っ黒な悪玉ではないという見解が多かったです。

まずは、コーヒーが「とってもひどいヤツ」ではなさそうなので、ほっとしました。
(Bさんを論破する自信はないので、一人で納得しておくことにしますが。)

いろいろな考え方がある中で、
国立循環器病研究センターのHPが信頼できると思いました。

新しい研究成果は取り入れるが、
あせって飛びつくことはしない、という感じです。

結論・・・
現状ではコーヒーを飲む人に 「高血圧が多い」「いや、少ない」「関係なし」 などの報告があり、 はっきりしていない。

結局は、まずは主治医の考え方を尊重していくことで、
穏やかな通院ができるのではないでしょうか。

同じHPには、コーヒーと健康について、下記のように書かれていました。

「コーヒーというと、何となく体に悪いような印象をお持ちかもしれませんが、 少なくとも循環器病にはあまり害はなく、むしろいよい影響が期待できるようです。」

参考 ⇒[79] 循環器病と気になる嗜好品

(2015-08-15 16:53:18)


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