2012年10月15日放送のあさイチでは
「もう一杯飲みたくなる! 女性のためのコーヒー学」
という特集を組んでいました。
そこで、コーヒーと健康の関係に詳しい野田さんが解説をしていました。
まとめると、次の方々はコーヒーを控えたほうがよいということです。
(1)妊婦・授乳中の女性
カフェインは血管を収縮させる働きがあって、
流産のリスクを高める可能性があります。
妊婦の方はカフェインの摂りすぎには気をつけましょう。
また、授乳中は、母乳にカフェインが移行するので、やはりコーヒーは控えるべきです。 一日にカフェイン200ミリグラムまでなら影響が少ないと考えられます。
具体的に言うと、コーヒー1,2杯程度。
※コーヒーは1杯140ml中、56ミリグラムのカフェインが含まれていると考えられます。
この200ミリグラムというカフェイン量は、他の飲み物も含めた数字です。
カフェインは緑茶などのお茶類にも含まれていますので、
計算するときには気をつけましょう。
(2)心臓病・腎不全・ぼうこうがんの方
・心臓病
・・・血管収縮作用があるカフェインの摂取はよくない。
・腎不全
・・・コーヒーにはカリウムも含まれています。
腎不全があると、血液中のカリウム濃度が高くなって、
不整脈がおこったりすることがある。
・ぼうこうがん
・・・日本での調査で、コーヒー摂取でぼうこうがんが増えたという
結果が出たものがある。
(2015.05.26)