2015年2月24日(火)のWBS。
「珈琲は今改めてブームになっています。」
大江さんが話し始めました。
先日、
日本1号店を出店したブルーボトルのことに
関係しているのかなと思いましたが、違いました。
コンビニコーヒーの台頭もあるのでしょう、
国内の消費量は増えているそうです。
ただ、競争は激化。
缶コーヒーや老舗メーカーが「本格焙煎」勝負に出たということです。
(1)サントリー「BOSS」シリーズ
”ライバルはレギュラーコーヒー”だそうです。
3月10日発売・・・「PREMIUM BOSS」
こだわったのは、焙煎。
豆ごとに最適な温度と時間を割り出して焙煎。
(2)UCCコーヒー
家庭用コーヒー 独自の製法で香りの量をおよそ2倍に増やしたそうです。
UCCが独自開発した「アロマスター」という焙煎機。
熱風と蒸気を利用した「スチームロースト」という新たな技術で焙煎するそうです。
従来の熱風だけの焙煎よりも中までふっくらとムラなく居ることができるとのこと。
「クリアな味わい」「今までになかった上質な香り」
缶コーヒーや、大手メーカーが「焙煎」を前面に出してきたことをうれしく思います。
サントリーの焙煎担当者が言っていましたが、
”コーヒーの個性を生かすも殺すも焙煎しだい”
ということが徐々に日本でも常識になってくれればなと思います。
これまで、自家焙煎のお店は、自分の焙煎の特徴を前面に出していたと思いますが、購入する側はそれほど焙煎が大事だとは思っていなかったのではないかと思います。
そこにギャップがあって、
上手く「おいしさ」がひろがらなかったのだと思います。
作る側売る側の自己満足、買う側の価格重視。
スターバックスやコンビニコーヒー、第3の波が、間違った思い込みを壊していくきっかけになっていると思います。
自家焙煎をする人たちも、変化を恐れず前進すべきだと思います。
自戒を込めて。(2015.02.25)