新しいスタイルのスターバックス 2018年に開店

録画してあったニュース番組、WBSを見ていていたら、
スターバックスのことを取り上げていました。

時間がたってしまいましたが、
2018年に新形態の店を出店するということで、
オープン自体は先の話なので、ポイントを書き留めておくことにしました。

2016/10/20 WBS中の話題

「2018年に新しいスタイルのスターバックスが開業」

スターバックスが日本に出店して2016年で20年になりました。

節目の年に発表したのは、
日本で新しいスタイルのスターバックスを開業すること。

WBSでは、
スターバックスのハワード・シュルツCEOに単独インタビューを行いました。

ハワード・シュルツCEO
「日本に『ロースタリー』を開かなければいけない。
 開くなら素晴らしい体験ができる店にしなければいけない。」

スターバックスが2018年に日本で新しくオープンさせる店
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」。

シアトル、上海、ニューヨークに続いて東京が世界で4番目の出店です。

シアトル店の様子

WBSは以前、シアトル店オープンの様子を取材しました。

進藤隆富キャスター
「店内に入るとコーヒーのいい香りがします。
 お店の一番目立つところには大きな焙煎機が置いてあります。」

この店舗は通常のスターバックスと違い、
店内でコーヒー豆の焙煎を行い、お客様の注文が入ると
1杯ずつバリスタが時間をかけて抽出します。

いわばスターバックスの高級版とも呼べる店舗で、価格も通常の倍近くします。

日本での「ロースタリー」

ハワード・シュルツCEO
「新店舗は既存店に非常に近い所でも好評。
スターバックスはまだ成長できる。」

日本の建設予定地はコーヒーショップが多く立ち並ぶ街「中目黒」。

目黒川沿いの一等地に1,200平方メートルの敷地を取っています。

コーヒー業界では豆の産地にこだわり、
その美味しさを十分に引き出す入れ方を追求した
サードウェーブコーヒーが人気を集めています。

日本でも「ブルーボトルコーヒー」を筆頭に
こだわりを持ったコーヒーショップが次々とオープン。

しかし、
スターバックスの新店舗

「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」

が完成するのは2018年。

サードウェーブコーヒーとしては遅すぎる参入ではないのか?

CEOのハワード・シュルツ氏に聞きました。

記者「日本では珍しくないのでは?」

ハワード・シュルツCEO 

「そんなことはない。世界中のどこを見ても『ロースタリー』に少しでも似ているコーヒー店はない。

 他社は『ロースタリー』がやっていることより、はるかに遅れている。

 日本の『ロースタリー』はシアトルよりも大きくダイナミックな店になる。

 シアトル店では「発見」がありお客様が何度も訪れる。

 日本の店でもそうなるだろう。」  

ロースタリーの価値

スターバックスは日本で1,200店を超え、
コーヒーチェーン店としては日本で一番の店舗数を誇ります。

ただ、同一ブランドの店舗しかなく
お客様に飽きられる危険性があるとの指摘がありました。

そこでスターバックスはアルコールも提供する
「イブニングス」など新業態に力を入れていました。

今回の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」は
その集大成といえる店舗だといいます。

ハワード・シュルツCEO 

「市場のどんなライバルより先端を行く店。
 しばらくは『ロースタリー』に注力する。」

焙煎の様子を間近で見ることが出来て、とても面白いだろうなと思います。

何かで見ましたが、スターバックスの店舗はすべて一点もの。
飲み物の質はどこのスターバックスでも大差ないと思いますが、外観はユニークです。

特に有名なのが、隈研吾氏が設計した
「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」
「ロースタリー」も隈氏の設計ですから、外観も楽しめそうですね。

ちなみに、スターバックスのHPには関連ページがありました。
プレスリリース(2016/10/20) 国内初となる「スターバックス リザーブ ロースタリー」を2018年に東京でオープン

年が明けたので、2018年はもう「来年」です。

「ロースタリー」のためだけに東京に行くということはないと思いますが、

何かのついでに、ぜひ寄ってみたいと思っています。(2017.03.28)

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