がっちりマンデーのコーヒー情報

2023.11.19の「がっちりマンデー」という番組で、コーヒービジネスを取り上げていました。「儲かる!コーヒービジネス」。主な内容は3つ。

(1)ドトールコーヒー : ブレンドコーヒーが一番人気。焙煎にこだわり、コーヒーのおいしさを追及している。直火焙煎。「熱風式よりもおいしい」とのこと。

 毎回、火力や風量を微調整しているそうです。全国のドトールの店の豆を一か所で焙煎しているということでした。当然と言えば当然かもしれませんが、全国どこでも「ドトールのコーヒー」と胸を張れるということでしょうね。私は、今まで軽く見ていました。1回しか入ったことがないし、また行きたいとも思っていませんでした。もう一度行ってきちんとブレンドコーヒーを味わってみたいと思います。

(2)ポストコーヒー : コーヒーのサブスク。月1980円で3種類のコーヒーが届く。食後のデザート、好きなフルーツなどの質問に答えることで好みが診断され、それに基づいて豆がセレクトされるという仕組み。4つのパラメーターで診断する・・・1.焙煎度 2.酸味 3.アロマ  4.コク 

 200種類以上用意された珈琲豆は焙煎士によってパラメーターが設定されているので、それを使って診断を元にマッチングさせるとのこと。なるほど、うまくできています。ただ、大事なのは2回目以降。1回目のフィードバックに基づいていい選択をするので、リピーター率が極めて高くなっています。

(3)チューズコーヒー : ーC が掲げられたコーヒーショップ。デカフェ(カフェインレス)コーヒーをメインにしているところ。自社でおいしいデカフェコーヒー豆を作っています。東北大学内に研究所を設けて研究・開発をしているそうです。

 その方法が超臨界二酸化炭素抽出法。珈琲豆を入れた容器に二酸化炭素を入れ、温度は50度に設定。圧力をかけます。その大きさは10mp。通常の100倍の圧力だそうです。カフェインは70%除去しつつ、糖質は40%の抜けにとどめているのが、すごいらしい。まあ、これまでのデカフェははっきり言ってスカスカな感じでしたが、それが改善されているということでしょう。味がある、ということです。

 私の周りでもデカフェのニーズがあります。この会社、アフリカにこのデカフェマシーンを持ち込んで、現地で生産するそうです。コスト的に有利らしいですね。徐々に値段が落ち着いて、普及が進むかもしれません。

 実は、当方が最近仕入れた「マンデリンデ カフェ」は、また違った方式の【液体二酸化炭素抽出法】で作られたデカフェコーヒーです。確かに今までのカフェインレスよりは味がします。仕入先の「コーヒービーンズクラブ」のサイトでは次のように書かれています。

”従来の製法(液体処理法や超臨界二酸化炭素抽出法)と比較して、香りと味わいがよくなりました。”

超臨界二酸化炭素抽出法が最先端ではないようですね。ただ、液体二酸化炭素抽出法のマンデリンであっても、正直言ってカフェインのあるマンデリンと同じとは言えないと思います。別物と思って楽しむべきだと私は思います。

(おまけ)番組の終わりには「森永卓郎のおすすめ」がありました。「酪王カフェオレ」というコーヒー牛乳。福島県のソウルドリンクだそうです。気になりますね。入手方法はいくつあるようですが、とりあえずアマゾンでも買えるようです。

酪王カフェオレ(アマゾンで購入)

新しいスタイルのスターバックス 2018年に開店

録画してあったニュース番組、WBSを見ていていたら、
スターバックスのことを取り上げていました。

時間がたってしまいましたが、
2018年に新形態の店を出店するということで、
オープン自体は先の話なので、ポイントを書き留めておくことにしました。

2016/10/20 WBS中の話題

「2018年に新しいスタイルのスターバックスが開業」

スターバックスが日本に出店して2016年で20年になりました。

節目の年に発表したのは、
日本で新しいスタイルのスターバックスを開業すること。

WBSでは、
スターバックスのハワード・シュルツCEOに単独インタビューを行いました。

ハワード・シュルツCEO
「日本に『ロースタリー』を開かなければいけない。
 開くなら素晴らしい体験ができる店にしなければいけない。」

スターバックスが2018年に日本で新しくオープンさせる店
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」。

シアトル、上海、ニューヨークに続いて東京が世界で4番目の出店です。

シアトル店の様子

WBSは以前、シアトル店オープンの様子を取材しました。

進藤隆富キャスター
「店内に入るとコーヒーのいい香りがします。
 お店の一番目立つところには大きな焙煎機が置いてあります。」

この店舗は通常のスターバックスと違い、
店内でコーヒー豆の焙煎を行い、お客様の注文が入ると
1杯ずつバリスタが時間をかけて抽出します。

いわばスターバックスの高級版とも呼べる店舗で、価格も通常の倍近くします。

日本での「ロースタリー」

ハワード・シュルツCEO
「新店舗は既存店に非常に近い所でも好評。
スターバックスはまだ成長できる。」

日本の建設予定地はコーヒーショップが多く立ち並ぶ街「中目黒」。

目黒川沿いの一等地に1,200平方メートルの敷地を取っています。

コーヒー業界では豆の産地にこだわり、
その美味しさを十分に引き出す入れ方を追求した
サードウェーブコーヒーが人気を集めています。

日本でも「ブルーボトルコーヒー」を筆頭に
こだわりを持ったコーヒーショップが次々とオープン。

しかし、
スターバックスの新店舗

「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」

が完成するのは2018年。

サードウェーブコーヒーとしては遅すぎる参入ではないのか?

CEOのハワード・シュルツ氏に聞きました。

記者「日本では珍しくないのでは?」

ハワード・シュルツCEO 

「そんなことはない。世界中のどこを見ても『ロースタリー』に少しでも似ているコーヒー店はない。

 他社は『ロースタリー』がやっていることより、はるかに遅れている。

 日本の『ロースタリー』はシアトルよりも大きくダイナミックな店になる。

 シアトル店では「発見」がありお客様が何度も訪れる。

 日本の店でもそうなるだろう。」  

ロースタリーの価値

スターバックスは日本で1,200店を超え、
コーヒーチェーン店としては日本で一番の店舗数を誇ります。

ただ、同一ブランドの店舗しかなく
お客様に飽きられる危険性があるとの指摘がありました。

そこでスターバックスはアルコールも提供する
「イブニングス」など新業態に力を入れていました。

今回の「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」は
その集大成といえる店舗だといいます。

ハワード・シュルツCEO 

「市場のどんなライバルより先端を行く店。
 しばらくは『ロースタリー』に注力する。」

焙煎の様子を間近で見ることが出来て、とても面白いだろうなと思います。

何かで見ましたが、スターバックスの店舗はすべて一点もの。
飲み物の質はどこのスターバックスでも大差ないと思いますが、外観はユニークです。

特に有名なのが、隈研吾氏が設計した
「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」
「ロースタリー」も隈氏の設計ですから、外観も楽しめそうですね。

ちなみに、スターバックスのHPには関連ページがありました。
プレスリリース(2016/10/20) 国内初となる「スターバックス リザーブ ロースタリー」を2018年に東京でオープン

年が明けたので、2018年はもう「来年」です。

「ロースタリー」のためだけに東京に行くということはないと思いますが、

何かのついでに、ぜひ寄ってみたいと思っています。(2017.03.28)

スターバックスの”おかわり”システムは素敵!One More Coffee

 以前のブログ記事で「スターバックスでは100円でおかわりができる」という紹介をしました。
 現在も”おかわり”はできるのですが、いろいろなところが変更になっています。
 もちろん、値上がりしています。
 また、1敗目をスタバのカードで購入したか、現金で購入したかで、おかわりの値段が変わってきます。詳細はスタバのサイトを見ていただくのが一番だと思います。

One More Coffee(スターバックスのサイト)

——一応、以前の記事を残しておきます。金額は変わっているのでご注意を!

蔦屋書店の中のスターバックスは一度入ったことがあります。
(行列ができているのはよく見かけますが。)

カウンターに立つとうまく話せなくなるような気がして、
そもそもファーストフードの系統は苦手です。

スターバックスは割高のような気がしますし、
メニューもいろいろあって敷居が高く感じます。

2016年1月11日(月)の「ヒルナンデス」というお昼の番組で、
スターバックスについて、取り上げていてました。

スタバを訪れたのは、
タレントの島崎和歌子、俳優の酒井俊也、三卜アナ。

酒井俊也は「スタバは行きにくい」ということで、その理由を三つ上げていました。

①おしゃれ ②頼み方が面倒くさい ③店員との会話が長い

街頭インタビューでも、
「わかりにくい」「行ずらい」という声がありました。

共感しつつも、「知れば100倍お得!」ということにひかれて、先を見ました。

その中で、特に気になったのがお代わりが100円でできるということ。

最初に注文したサイズと同じか小さいサイズならOKということですから、これは本当にお得だなと思いました。

One More Coffee というサービス

ドリップコーヒーを注文した時に、
そのレシートの下にサービス内容が書かれています。

「ドリップコーヒー購入時のレシートを当日内に持参すると、
2杯目のドリップコーヒーを100円(税別)でお楽しみいただけます。」
(ホット/アイス可。他店可。切り離し無効)

朝購入して、職場で楽しみ、帰りにまた寄って108円(税込み)で
もう一杯購入できるということですね。

これはお得。

これなら、ドリップコーヒーに限定してスタバを使ってもいいかなと思いました。

二人で行ったときに、最初からお代わりを注文して、
「ドリップコーヒー代金+108円」で2カップゲットすることもできるようです。

大きいサイズほど、お得感があると思います。(2016.02.10)

インスタントコーヒーの驚きワザ!ためしてガッテンで。

NHKためしてガッテンで、コーヒーを取り上げていました。
2015年12月20日(日)の再放送を見ました。

「魔法飲料!コーヒー祭り」というテーマでした。

前半はコーヒーの健康化について、

そして後半は主にインスタントコーヒーの活用法について教えてくれました。

インスタントコーヒーで作る泡コーヒー

長寿とコーヒーの関係を取材すべく訪れたガッテンスタッフはギリシャのイカリア島で、おもしろいコーヒーの飲み方を見つけてきたそうです。

上半分が泡になった、フラッペと呼ばれているもの。

ギリシャでは、アイスコーヒーというとこの泡コーヒーが出てくるそうです。

作り方教えてもらいました。

使うのはインスタントのコーヒーです。

少し水を入れたコップに、
インスタントコーヒーと砂糖を入れて泡立て器にかけます。

そこへ牛乳を注ぎ入れて完成。

それを日本の子供たちも作ってもらうことにしました。

ペットボトルを使います。

材料を全部入れて、30秒ほど必死に振ります。

コップに注ぐと、とてもクリーミーな飲み物になっていました。

「すごくふわふわしていておいしい。」 「泡がおいしい。」

スタジオでもやってみることにしました。

ペットボトルにインスタントコーヒー小さじ2杯と砂糖を大さじ一杯、

水30ml を入れます。 蓋をして振ります。

液体が見えなくなったらでき上がり。 完全に泡だったという証拠です。

これを氷の入ったグラスに注ぎ、さらに牛乳150cc を加えます。

ゲスト
「インスタントを使ってこれだけのものができるというのはなかなかです。」

これはインスタントコーヒーじゃないとできないそうです。

こんなに泡立つのは、インスタントコーヒーだからだそうです。

インスタントコーヒーは高温で抽出するため、食物繊維や糖質が多く、泡立ちやすいそうです。 普通のドリップコーヒーでは、こうはいかないということでした。
番組の終わり場面。 泡コーヒーをおいしく作るコツがまとめられていました。


材料は インスタントコーヒー 小さじ2 砂糖 大さじ1 水 30ml 牛乳 150ml

インスタントコーヒーは溶けやすいスプレードライタイプ。
砂糖はしっとり感のある、上白糖がおすすめ。しっかり振る。
ボトルの底を見て、コーヒーがすべて泡になっていればOK。
この泡に牛乳を加えて、軽く混ぜれば完成です。


コーヒーの驚きワザ3つ

1)飲まないコーヒーの話題・コーヒー染

コーヒーを犯罪に使った嘘のようなお話。

犯人はジョン・マイアットさん。

この人は長年、巨匠の絵を真似た贋作を作ってきました。
200点の贋作を本物と偽り、3億円を荒稼ぎしたことが発覚。 逮捕されました。

彼が贋作を書くときに欠かせないものが、インスタントコーヒーでした。

まず普通にインスタントコーヒーを作ります。

巨匠を真似て描いた絵の上に、作ったコーヒーをかけます。

「絵に年を取らせるんです。新品のキャンバスを古く見せるのです。」

描いたばかりの油絵にコーヒーをかけて乾燥させると、年代物に見えます。

コーヒーには物を古く見せる効果があります。

この技はお手軽アートに利用できます。

使うのはキッチンペーパー。 ぬるめのコーヒーにつけて、絞ります。

広げて新聞紙の上で一晩乾燥させ、さらに、荷物用のタグなどはバットの中に。

レースなどの布製品は、5分ほど煮て塩を入れ色を落ちにくくさせます。

乾燥させると、ちょっと時代を重ねた風合いになります。

キッチンペーパーは、重ねて折って、真ん中を留めて開くとかわいいお花に。

沢山飾れば、華やかなリースになります。 キッチンペーパーとは思えません。

染めたレースやタグで飾れば、贈り物もすてきに見えます。

ハンドメイド作家の金子さん

「すごいって。みんなかわいいって言ってくれるのが嬉しいですよね。」

手軽で楽しいコーヒー染です。

(2)苦み調味料としてのコーヒー

コーヒーの大きな特徴はその苦味。

コーヒー魔法技3連発の二つ目、は苦みに関するものです。

一流シェフが教える!1秒で激うまワザ。

フレンチの達人、鈴木さん。

肉料理の時にインスタントコーヒを使っていました。

食材の知られざる味を引き出し、独創的な創作料理を次々と生み出しています。

鈴木さんが魅了された食材、その一つがインスタントコーヒーだそうです。

「インスタントコーヒーは僕にとっては調味料なんですね。食材の一つなんですよ。」

この日紹介してくれたのが、「豚のナッツロースト」

甘いソースの上にナッツとインスタントコーヒーを振りかけて、

軽くあぶって仕上げました。

お客さんいわく、すごく香ばしい感じだそうです。

クラゲのフルーツサラダは、
ドレッシングにたっぷりインスタントコーヒーを使っています。

スタジオでは、豚のナッツローストを試食です。
コーヒーを使っているものと、使っていないものを食べ比べしました。

コーヒーがかかっているとは思わない、
けれどもかかっている方がずっとおいしいようです。

「赤味噌がかかっているかのような感じ」ということでした。

味覚センサーでもはっきりとしました。
味の広がりを示すコクの数値がアップしています。
味の分析をした先生が解説していました。

「コーヒーの苦味が加わることで、脳の中でより甘みを感じやすくなって、
 味全体の強さ、コクが広がったと推測されます。」

脳の味覚中枢という部分、そこにわずかな苦みが伝わります。

すると味覚中枢が活性化して、甘みを強く感じるようになります。

結果として、全体としてのコクの強まりになっているということでした。

苦味があると他の味も濃く感じるということだそうです。

鈴木シェフは、苦み加えることのできる調味料は他にないので、
インスタントコーヒーを苦味調味料として備えてはどうかと提案しています。

苦味調味料は量がとても重要で、かけすぎると残念な結果になります。

試す時には少しずつ始めましょう。

ためしてガッテンではいろんなものにインスタントコーヒをかけて実験しました。

スーパーに来た人に協力してもらいました。

いろんな食材に、インスタントコーヒーをかけて食べてみます。

鯛の刺身。
淡白なので、コーヒーをかけたら変化が一番わかるかな、ということでした。

「悪くないんじゃない。ちょっと香ばしい味がする。」

判定は”微妙”でした。

コーヒーをかけなくても、刺身はおいしいかなということです。

次のお客さんは マグロのにぎり、明太子、バナナ、りんご。

子供たちみんなが喜んで食べたのは、りんごでした。

甘いのがちょっと消えて苦みが来る感じ。

イカ焼きにかけた人もいます。

香ばしくていいそうです。 沢山の食材に”あり”の判定が出たそうです。

特に好評だったのはカップ焼きそば、カップ麺。

鉄板で焼いたようなコゲ感が加わるようです。

同じ理由で好評だったのは、イカ焼きと、うなぎの蒲焼。

モンブランやヨーグルトなどの甘いものとの相性はいいようです。

ただし、バナナと焼き芋は不評でした。

汁けが少ないと苦味が際立ってしまうそうです。

スタジオでは、焼きそばとヨーグルトと納豆試しました。

納豆は「ビター納豆」でおいしいそうです。

想像以上の変化で、皆興奮していました。

ヨーグルトも「大人のヨーグルト」になるそうです。

注意点が説明されていました。 インスタントコーヒーにもタイプがあります。

粒の細かい「スプレードライタイプ」と粒の大きい「フリーズドライタイプ」

どっちのタイプも苦み調味料として使えますが、
スプレードライタイプの方が溶けやすいので使いやすいかもしれません。

(3)驚きワザの最後は保存方法

インスタントコーヒーの保存は冷凍庫が良いということでした。

コーヒーメーカーの研究所を訪れて取材です。

コーヒーの品質を評価する、「官能評価室」の様子を映していました。
皆さん鼻にクリップをつけてコーヒーをすすっています。

「これを使うことで、コーヒーの本当の香りを評価することができます。」

鼻をつまんだり開いたりすることで、コーヒーの微妙な香りを確かめています。

実は、インスタントコーヒーの命は香りなんだそうです。

「香りがとても楽しめるのがインスタントコーヒーだと思います。」

「香りも本当はすごく豊かで、
レギュラーコーヒーに全然負けていないと思います。」

その香りを守るために、保存は冷凍庫がお勧めです。

インスタントコーヒーにはそんなに香りがあったのか。

街頭で実験することにしました。

3種類のレギュラーコーヒーと1種類のインスタントコーヒー。

街ゆく人達に香りをかいでもらって、投票してもらいます。

ブレンドと、キリマンジャロと、
インスタントコーヒーと、ブルーマウンテンで実験を行いました。

レギュラーコーヒーの中ではブレンドが一番人気でした。

インスタントは最下位ではありましたが、
3位のキリマンジャロとはほとんど差がありませんでした。

インスタントは香りがないことが不満だという声が一番強いそうです。

インスタントコーヒーを作っている工場を取材しました。

大量の豆を焙煎して、コーヒーを入れています。

そして、ある特別な機械で作っているものは、透明な液体。

ただの水ではありませんでした。

「コーヒーの液を、温度をいろいろ制御していい香りの部分を集めたものです。
 この機械で集めた香りを、
もともとのコーヒーにまた戻してあげてるんです。」

実は、
インスタントコーヒーを作るとき、コーヒーを通常の30倍ほどに濃縮します。

すると、香りの成分も蒸発してしまいます。

そこで、あの機械が活躍します。
蒸発する香りを冷たい水に溶かし込んで集めています。

そうして、出来上がりに戻します。

インスタントコーヒーにも香り成分はしっかりとあるということです。
ただ、インスタントコーヒーにも弱点があります。 それは時間です。

開封して2週間も経つと、香りが抜けてしまいます。 そこで冷凍庫が登場。

冷凍庫に入れると酸化を防ぐことができます。香りが逃げるのも抑えられます。

冷凍庫から出した時の扱いには注意が必要です。

出して置きっぱなしにすると、瓶があったまります。

それをまた冷凍庫に入れると結露が起きて中が湿ってしまいます。

冷凍庫で保存する場合は、使ったらすぐに戻すようにしなければなりません。

また、開封の仕方にもコツがあります。

インスタントコーヒーの瓶を覆っているシールは無理してはがさない方がいいです。

どんなにきれいにはがしたつもりでも、
でこぼこになって密閉できなくなります。

シールの縁を残して開ければ、しっかりと密閉できます。

今回のためしてガッテンは、
後半はインスタントコーヒーの魅力に迫るという感じの内容でした。

特に、苦み調味料として使うべきだという提案は新鮮で、興味深かったです。

(2015-12-26 20:54:08)

スターバックスもボトル缶コーヒーを出した

※2024年10月現在では、コンビニやスーパーでスターバックス製品が当たり前に買えるようになっています。今となってはこの記事は価値はないかなと思いましたが、”2015年当時は話題になった”という記録のために、ブログ修復の過程で残すことにしました。

2015-08-25(火)のWBSで、
スターバックスのボトル缶コーヒー発売を取り上げていました。

先ごろ鳥取県への出店を果たし、
全国47都道府県への進出を完成させたスターバックス。

今度は、ボトル缶コーヒーへ打って出ます。

サントリーと共同開発した商品です。

スターバックスのブランドでボトル缶を販売するのは初めて。

ショップで飲むコーヒーに近づけているということでした。

WBSの大浜キャスターが、飲み比べて感想を述べていました。
(アイスコーヒーですね。)

ショップのコーヒー

・・・「しっかりした味です。」

ボトル缶コーヒー

・・・「香りはしっかりありますね。
わーっ。これは確かに違いは難しいかもしれない。」

ボトル缶はスターバックスが店舗で使っている豆を使用して、
柔らかな酸味を持つ味に仕上げたとのこと。

大浜キャスターが、来日中のスタバの幹部にインタビューしていました。


Q「ショップに行く客が減る心配はしてないですか?」

A「職場や自宅の近くにカフェがない人にスタバを体験してもらう大きなチャンスだ。」


日本では65%がカフェ以外の場所でコーヒーが飲まれていると分析。

そこで、新規顧客獲得のためにターゲットを定めたのが、コンビニ客。

このボトル缶、コンビニや駅の売店で販売されます。

価格は216円。

コンビニ客の声

・「ちょっと高いですね。」
・「スタバと同じものをコンビニで売っていたらぜひ買いたいなと思います。」

ただ、、、
コンビニでは、カウンターの入れたてコーヒーが人気になっています。

インタビュー続き


Q「コンビニの入れたてこひーは研究されましたか?」

A「コンビニコーヒーは非常に人気のある市場だ。
ボトル缶も非常に伸びたいたので、参入した。」

「ボトル缶は日本が初めての市場。
日本はグローバル戦略で非常に重要な位置づけだ。」


ブラックコーヒー市場で、一般的な缶コーヒーは横ばい。

ボトル缶はこの5年で1.5倍。

持ち運びが便利な点が好評で、需要が増えているとのこと。

コーヒー市場は、

カフェ → コンビニ → ボトル缶 

という進展の仕方をしているようです。

まとめとして・・・・

私たちのコーヒーの買い方には傾向があるということでした。

・比較的すぐ飲むときには、
コンビニのカウンターコーヒーや、カフェの持ち帰り

・じっくり時間をかけて飲むときには、ボトル缶を買う傾向が強い(日本独自)
スタバの考えとしては、棲み分けはできるということらしいです。

個人的には、冷たいコーヒーはあまり飲まないので、
ボトル缶も手にすることはめったにありません。
(携帯性に優れているとは思います。)

ただ、今回はスタバのボトル缶コーヒー、試してみたいと思いました。

(2015.08.26)

続・コーヒー戦争(2015-02-24(火)のWBS)を見て

2015年2月24日(火)のWBS。

「珈琲は今改めてブームになっています。」

大江さんが話し始めました。

先日、
日本1号店を出店したブルーボトルのことに
関係しているのかなと思いましたが、違いました。

コンビニコーヒーの台頭もあるのでしょう、
国内の消費量は増えているそうです。

ただ、競争は激化。

缶コーヒーや老舗メーカーが「本格焙煎」勝負に出たということです。

(1)サントリー「BOSS」シリーズ

”ライバルはレギュラーコーヒー”だそうです。
3月10日発売・・・「PREMIUM BOSS」

こだわったのは、焙煎。
豆ごとに最適な温度と時間を割り出して焙煎。

(2)UCCコーヒー 

家庭用コーヒー 独自の製法で香りの量をおよそ2倍に増やしたそうです。

UCCが独自開発した「アロマスター」という焙煎機。
熱風と蒸気を利用した「スチームロースト」という新たな技術で焙煎するそうです。
従来の熱風だけの焙煎よりも中までふっくらとムラなく居ることができるとのこと。
「クリアな味わい」「今までになかった上質な香り」


缶コーヒーや、大手メーカーが「焙煎」を前面に出してきたことをうれしく思います。

サントリーの焙煎担当者が言っていましたが、
”コーヒーの個性を生かすも殺すも焙煎しだい”
ということが徐々に日本でも常識になってくれればなと思います。

これまで、自家焙煎のお店は、自分の焙煎の特徴を前面に出していたと思いますが、購入する側はそれほど焙煎が大事だとは思っていなかったのではないかと思います。

そこにギャップがあって、
上手く「おいしさ」がひろがらなかったのだと思います。

作る側売る側の自己満足、買う側の価格重視。

スターバックスやコンビニコーヒー、第3の波が、間違った思い込みを壊していくきっかけになっていると思います。

自家焙煎をする人たちも、変化を恐れず前進すべきだと思います。

自戒を込めて。(2015.02.25)

wbs2014-08-28缶コーヒーの話題

WBS で「大人の味 缶コーヒーの逆襲」
というテーマでニュースが報じられていました。

日本のコーヒー市場は、伸びているそうです。

しかしその中身は、ほとんどがコンビニコーヒーです。

缶コーヒーは、出荷が落ちているそうです。

メーカー各社は、メインターゲットの40代の好みに合わせた珈琲を強化する方向で動いているということでした。

サントリーが発表したのは「プレミアムボス」 タモリをCM に登場させ、広告・宣伝にもお金をかけていくようです。

今までよりも細かく豆を挽き、コクが出るように調整しているようです。

従来の10分の1から30分の1にまで細かくしているとのこと。
エスプレッソ用の挽きかたのように見えました。 パウダーになっています。「大人」を前面に出しています。

アサヒ飲料は、来月2日に「金の微糖」もリニューアルします。
こちらも最高級の豆にして、コクにこだわりました。

新しいユーザーの獲得というよりも既存のユーザーを
囲い込もうとしているということで、やや消極的な感じを受けました。

WBS のスタジオにいる20代の女性キャスターに尋ねたところ
・香り ・パッケージ ・甘み というキーワードが出てきました。

思い切ったアレンジコーヒーの缶などを売り出すところがあってもいいのにな、
と個人的に思いました。
(2014.08.30)

ファミリーマートのコーヒー FAMIMA CAFE in 函館蔦屋書店

代官山にある蔦屋書店と同じ形式のお店が、函館にできました。

先日、めざましテレビにも取り上げられるなど、注目を集めています。

私も何度か足を運んでいます。

何も買わずに、
ただ時間を過ごしてくることも多いのですが いつも満足しています。

店内は、たくさんの「座れるところ」があります。

混んでいても、少し探せば、必ずと言っていいほど、 座るところがあります。

スターバックスが入っていて、
スターバックスの飲み物や食べ物は 店内で食べ、飲みすることができます。

FAMIMA FAFE は持ち込んでいいということでした。

他の飲食物は、持ち込み禁止です。 昨日は、FAMIMA FAFEを試してみました。

初めてです。

レジで「ブレンドのS」と言って注文すると紙コップを出してくれます。

「120円です。」と言うことで、 支払いをすると、「そこに紙コップを置き、
ボタンを押してください。」と言うことでした。

言われたとおりにすると、マシンからコーヒーが注がれます。

これだと、レジの混雑はおきにくいなと感心しました。

お味は、、、 悪くはないですが、ちょっと平板な感じ。

さめると、酸がやや気になりました。

今度はラテなどを試してみようと思います。

(2014.02.03)

UCCコーヒー博物館はおもしろそう

2014年1月23日(木)のテレビ東京「WBS」という番組で、
UCCコーヒー博物館を取り上げていました。

企業が、新しい博物館を作り始めているということの一つの例でした。

UCCコーヒー博物館も最近リニューアルしたと言うことです。

その博物館で人気を集めているのは、 新たに設けられた「体験コーナー」だそうです。
コーヒーの焙煎を体験できます。 参加費1000円。焙煎した豆はお土産にできます。

映像を見ると、なんと参加者はみんな「手網」を振っているではありませんか。

熱源はガスだと思われます。 チャフを受け止めるように、ボウル状になっています。

なるほど、これなら掃除も楽そうです。

10分から15分、網を振り、
自分だけのコーヒーを作ることができる、 と説明されていました。

参加していた男性は、 「楽しいですけど、大変です。」と言っていました。

振り方の指導はきっと、軽くはされたのでしょうが、
その男性は、片手でなんとなく振っていました。 煙は見当たりませんでした。

深いところまでは、焙煎をさせないのかもしれません。
(こげると、飲めなくなってしまいますからね。)

初めて、焙煎をしてまめの変化を確かめることができたなら、 興味深いと思います。

それを飲むときにはまた、格別です。 飲み比べコーナーもあるそうです。

同じ豆でも、挽き方によっても味は違うと言うことが確かめられるそうです。

粗挽きと細挽きで飲み比べ。 コーヒーの奥深さを知ってもらうという狙いだそうです。
コンビニがコーヒーに力を入れて、
大ヒットをさせたことで UCCも危機感を持って、
対策を立ててきたということでしょう。

ブランド価値と高める努力を重ねていくということだと思います。

館長さんいわく 「運営するのは大変ですけど、その分、差別化できていると思う。」

一度この博物館に行って、
「手網はこう振るんだ!」とやって見せたいなと思いました。

(2014.01.26)