メタルフィルター系=金属で”こす”コーヒーの入れ方 | 道具と特徴

コーヒー豆の味をストレートに味わうことができる反面、舌触りがよくないことが多く、好き嫌いのはっきり分かれる入れ方 といえると思います。

(1)コーヒープレス
=フレンチプレスと呼ばれることもある

スターバックスで推奨されている入れ方です。

道具
・コーヒープレス(紅茶を入れるメリオールと同じもの)
※特別なポットは必要ありません。普通にお湯が注げれば良いです。

入れ方の概要
コーヒープレスの中に、粗挽きの豆を入れ、 沸騰直後のお湯を静かに注ぎます。
※この、豆とお湯の量が濃度を決めます。

自分好みの濃さを決めるには 何度かやってみる必要があると思います。
ちなみに、スターバックスの推奨は豆10グラム、お湯180ccです。
お湯の量を正確に測りたいときは、デジタルはかりを使いましょう。

豆を入れたコーヒープレス全体を測りに載せて、リセット。
お湯の量が数字で確認できます。
あるとき、思いつきました。
これは、とってもいい方法です。

軽くかき混ぜて、つまみを上げたままフタをします。

4分たったら、つまみをグッと押し下げれば出来上がり。
豆と液が分離されます。

特徴・注意事項
コーヒー豆とお湯が接している時間が長いので、豆は粗く挽いたほうが良いです。

紙やネルに比べると目が大きいので、おいしい成分である脂分などもきちんとカップに入りますし、あまり歓迎できない微粉も入ります。

つまり、豆の良し悪しが判りやすいと言えます。
いい豆のときだけ、使いたい器具です。

(2)ゴールドフィルター
道具
・ゴールドフィルター(1杯用と2~6杯用は形や使い方が違います)
・ポット(やかんや急須でも代用できます)
・サーバー(コーヒー液をためるもの。透明なメジャーカップでも可。)

入れ方の概要
2~6杯用・・・ペーパードリップ用のドリッパーと同じ形をしています。
ドリッパーに金属のフィルターが付いていますので、そこに直接豆を入れて、
ペーパードリップと同じ手順で落としていきます。

ペーパードリップと同じように豆は中挽きが良いですね。
紙よりも、速く落ちやすいですから、ゆっくり注ぎましょう。
コーヒーメーカーにセットすることもできます。

1杯用・・・直接カップに載せて入れることが多いです。
カップ状の本体の内側に、プラスチックの内容器が収められています。
それをはずして、メッシュの上に豆を入れます。
それから内容器をかぶせて、容器の上まで、お湯を注ぎます。

すぐに、落ちてはこないので、あせらず待ちましょう。
この時間が、おいしさを引き出すためのポイントです。
3分ほどで落ちきるのがいいと思います。 豆の挽き方で時間が変わってきます。

特徴・注意事項
「プロはゴールドフィルターを使う」と聞いたことがあります。
豆本来の味がわかるということが一番の理由だと思います。

・フレンチプレスよりも 目は細かい
・ 豆とお湯が接している時間が短い
ということから、同じ金属でもすこしまろやかな気がします。

それでもコーヒー液の中に微分は入ってきますから、苦手という人はいると思います。

(3)直火式エスプレッソメーカー=マキネッタ=(モカ・エクスプレス)
日本ではエスプレッソメーカーと呼んでいますが、本場イタリアではマキネッタ。

エスプレッソとマキネッタで入れたコーヒーは別物と考えるようです。

入れ方は、別ページにアップしました。下記リンクからどうぞ。
直火式エスプレッソメーカーの使い方 | 自宅で濃いコーヒーを飲みたい

(2015.08.15)

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