コーヒーメーカーでもおいしいコーヒーは入れられます。
豆と水の量をきちんと計量するなら、味の再現性は高いと思います。
ただし、お湯の温度が低い機械の場合は、 十分に味が出せないことがあります。
高い温度のお湯で抽出できるという性能には、こだわりたいところです。
コーヒーメーカの弱点は、1杯分だけ抽出すること。
コーヒーメーカーでは、抽出時間が早く、 どうしても薄くなりがちです。
そのための対処法を書きます。
(1)豆の量を増やす コーヒー豆にお湯が触れて豆の成分が溶け出していきます。
お湯を注ぐスピードを変えられなくても、 豆の量を増やせば、落ちるまでにお湯が接触する豆が増えて、 濃くすることができます。
(2)しずくもれ防止機能を利用した裏技。
多くのコーヒーメーカーには、しずくもれ防止機能が付いています。
サーバーをはずすと、ストッパーが働いて、
しずくが落ちてこないというもの。 それを活用します。
豆をセットして、水を入れ、サーバーをセットせずにスイッチオン。
お湯が注がれ、たまっていきます。
(注意)お湯の量が多すぎると、あふれてしまいます!!あくまで1杯分。
時間を見計らって、サーバーをセットすると、その時点から落ち始めます。
時間をかけて抽出することができますね。
ハンドドリップの時に行う蒸らし。
経験的に、コーヒーメーカーでは必要ないのではないかと思っています。
点滴のようなお湯の注ぎ方になるので、 一気にペーパーまでお湯がいくことはないようです。
どうしても気になるなら、
一度スイッチを入れて、少しお湯が落ちてからスイッチを切り、
時間をおいてまたスイッチを入れると、蒸らしができます。
(1)の逆で、3杯以上のときには時間がかかるので、
抽出液が濃くなりがち。 2杯のときよりも、豆の量を少し減らしましょう。
(2012.11.24)